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コンプライアンスについて
コンプライアンス(Compliance)とは、一般的には「法令遵守」と訳されていますが企業が守らなければならないものは、民法・刑法・商法・労働法・税法・独占禁止法などあらゆる分野にわたる法令のほか、行政通達や定款、業界内の取引ルール社内規定なども考えられます。
また、コンプライアンスの考え方は、単に「法令さえ守っていればよい」「法令で罰せられなければよい」というものではありません。
広い意味では、企業は社会的責任を負う立場として、進んで法令等の趣旨や精神を理解する、といった企業理論や認識に基づいて行動する事をも含んでいるものと言えるでしょう。このような企業の考え方や責任ある行動は、社会的な信用の獲得につながるものと考えられています。
逆に、コンプライアンスの不徹底は、企業の不祥事(例えば食品の偽装表示や特定株主への利益供与など)や訴訟トラブルに発展する可能性があり、このような企業経営上のリスクを回避する為に、マネジメントの一環として取り入れている企業も多くみられます。
コンプライアンスの観点から労務管理を考える
●従業員の適正な労働条件を確保する
(労働時間管理、適正な賃金支払いなど)
●従業員が安心して働ける職場の安全衛生管理を徹底する
(安全衛生管理体制の強化、職場のリスク・マネジメント、健康管理など)
●セクシュアルハラスメントやパワーハラスメントなどを許さない職場環境づくり
●従業員の個人情報の取扱いやプライバシーに配慮する
●人事労務管理に関して、従業員からの相談・苦情処理窓口を設ける
などが上げられます。

